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本日のジャーナル倶楽部にてペンギン君のお当番がまわってきた
んで、数日前にネット記事で大流行したネタにてポジショナルクローニングの講義をぶちかますことにしたペンギン君
ネタってのはほかでもない『耳あか』
ところでペンギン組ジャーナル倶楽部は基本的には『幹細胞ネタ』というくくりにしており、今回のはそのくくりとはぜーんぜん関係ない
が、なぜあえてこれを選んだのか?というと
単におもしろそうだったから ←をい
いや、ほんとおもしろかったっすよこの論文
A SNP in the ABCC11 gene is the determinant of human earwax type
Koh-ichiro Yoshiura, Akira Kinoshita, Takafumi Ishida, Aya Ninokata, Toshihisa Ishikawa, Tadashi Kaname, Makoto Bannai, Katsushi Tokunaga, Shunro Sonoda, Ryoichi Komaki, Makoto Ihara, Vladimir A Saenko, Gabit K Alipov, Ichiro Sekine, Kazuki Komatsu, Haruo Takahashi, Mitsuko Nakashima, Nadiya Sosonkina, Christophe K Mapendano, Mohsen Ghadami, Masayo Nomura, De-Sheng Liang, Nobutomo Miwa, Dae-Kwang Kim, Ariuntuul Garidkhuu, Nagato Natsume, Tohru Ohta, Hiroaki Tomita, Akira Kaneko, Mihoko Kikuchi, Graciela Russomando, Kenji Hirayama, Minaka Ishibashi, Aya Takahashi, Naruya Saitou, Jeffery C Murray, Susumu Saito, Yusuke Nakamura & Norio Niikawa
Nature Genetics Published online: 29 January 2006
と、すごい人数の著者にまずびっくらこくが、これはまぁ、いにしえのハンチントン病原因遺伝子クローニング論文なんかから見たらこのタイプの論文にしちゃむしろ少ない方なんだろうね
で、内容であるが・・・と、思わず論文内容のレビューを書き始めそうになったペンギン君なのだが、そのテのことは昆虫屋さんにお任せし、ペンギンらしからぬふるまいはやめとく
ので、興味のある方はこちらを参照のこと
それにしても、いっこむちゃくちゃおもしろいなと思ったのは、遠い遠い昔の銀河のかなた・・・ではなく、太古の北アジアにてこのカサカサ変異を持ったご先祖様が1名、忽然と登場しその遺伝子を受けついだ子孫がアジアを中心に世界中に移動していった、ということが推論されるわけなのだが・・・
なんでそのお方の遺伝子がここまでアジア中に広まったんか? ということがわからんしおもしろい
なんせ韓国人なんて90%以上が変異持ちのカサカサ、日本人も85%ほどがカサカサなんだそうな(ためしに本日の出席者で確認したら、ねっとり系は10名中2名であった。ぴったりぢゃん)
しかもおどろくことに劣性遺伝なのである
アジアにおいてはカサカサ耳であることによほどのアドバンテージがなかったら、この変異を持った人々がこんなに優位になるはずがないのだよね
でもって、ねっとり系の方々はワキガというものが同時にくっついてくるわけで、その要素も加味した上でみんなしてあれこれ理由を考えてはみた
そこでかしこい院生M君(M1号、2号ではない、おにいさんM君)が一言
「寒いところだとなかなかフロに入れないから、クサいとモテないってことなんですかねぇ?」
フロっていつ頃からの習慣なんでしょうか・・・・・・
ご存じの方がいらっさいましたら、おしえてちょんまげ
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というわけで、数日ぶりのエントリです
ちょっと方向性を見失っていた、というか、書くことに対して不安があってなかなかふみきれませんでした
まだ、おそるおそる、という感じではありますが
ま・・・・ぼちぼちと
今後もよろしくおひきたてのほどを
まぁしゃーねぇ 応援してやってもいいぞ、というご奇特なそこのアナタ
右脇しぼってクリックどぞ → 
いつの間にか、最も適切なカテゴリに移動してたりして
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ランキングおちとは、なかなか。。
最も適切なカテゴリって。。。(うちが「天文」とか「宇宙」ってカテゴリに登録するようなもんですね。)
このカテゴリからとんでくる人々の反応が楽しみですね。
クサいとモテないかー。
それは、わたくし考えつきませんでしたわ。
もともとデフォルトはクサい方であったわけだから、突然臭わない人が出現して、その人がモテモテになったってことなんですかね???
> いつの間にか、最も適切なカテゴリに移動してたりして
人格ならぬ、ぺん格に従ったわけですな。
えーっと、飴耳は外耳道に対する虫害を防ぐためじゃないかという説があります。北東アジアで古モンゴロイドが増えていった時期がちょうど氷河期だったので、飴耳である必要がなく、退化したんじゃなかろうかってことらしいです。ちなみに劣性変異でもディスアドバンテージが無ければ広がる場合は多々あります。例えば、碧眼とか直毛とか・・・碧眼とかはヨーロッパでの分布を見ればわかりますが、明らかに日照時間に反比例して分布しておりますです。ただ、なんらかのアドバンテージがある劣性変異遺伝子とリンクしていると分布の広がりは当然速くはなるでしょう。オイニー説に関しては、ガキの頃から慣れてれば臭いと思わないはずなので却下! ああーなんてさいえんてぃふぃっく(恍惚)
間違えた!
氷河期の最中に増えたのは(バイカル湖のあたりで、極寒の地で発生したらしい)新モンゴロイドでした。よって、古モンゴロイド→新モンゴロイド。
ちなみに古モンゴロイドは飴耳で、氷河期に南下したということになっている。
はじめまして、
あれ?鳥ランキングが一位なのに、鳥ネタではないのですか?
とても残念です。
連載(と言っていいのか?)、楽しみにしています。
ささやかな楽しみの一つです。無理にならないペースと内容でこれからもよろしくお願いいたします。いちファンとして、声援を送らせていただきます。
ペット……ですかぁ~。
いやはや、胸中お察しします。
でも、「ペンギンの生態・おいちゃんとの出会い編」、よろしくです。
おかえりなさいませ、ペン太様☆
ひなさま:
横槍失礼いたします。
ペン太さまはきっと、関係者のあまり目に付かないカテゴリに登録されたのだと思います。
ま、たしかにカテゴリ違いはご迷惑でしょうから、変えたほうが良い気がいたしますが
(・´ω`・;A アセアセ
ペットか!
確かに。
自然科学とか学問よりはペットやろな。
Pentaせんせぇ、
>ねっとり系の方々はワキガというものが同時にくっついてくるわけ
えっ、そうなんですか?同じ遺伝子か遺伝子座の近いトコにワキガを決定するのがあるのかなぁ?
>いつの間にか、最も適切なカテゴリに移動してたりして
あはははは、ランキングのカテゴリーで笑わされるとは思いませなんだ(笑)。しかし、どぉ考えてもPentaせんせぇは「ペット」や無ぉて、「飼い主」の様な気がするのはワタシだけでせうか?
ペン太さん、ちょっと、ご無沙汰間に、いろいろあったんですね。胸中お察しいたします。
無理せず、またぼちぼち、エントリーしてください。楽しみに待っています。
私は小さいときは、片方の耳はねっちょり、もう片方はカサカサでしたが、年をとり今では両方ともカサカサになってしまいました。(謎)
こんばんわ!
毎日「鳥ランキング」を楽しみにしているものです。こちらでは、、、???鳥の研究はやっているわけではないのですか?インコやオウムなどの研究は日本ではほんの一握りでしかいませんので、とても期待はしていたのですが、、、ぜひ、それほどの知識があるならばインコとオウムの研究にも賛同して欲しいです。
世間ではインコとオムの違いすらわからない人が多いようでして、米国のように犬や猫のように鳥も同じようにとても賢くて人に愛情をもつ生き物だと言うことを伝えていきたいと願う人達ばかりです。どうかそういった人たちをあまり傷つけないでください。エントリするならば、鳥に関することをお願いいたします。
ペん太先生はじめまして
お風呂の習慣@日本は、
はじめは陰陽師や修験者が行の前に
おこなったみそぎでこれは主に海や
川でおこなわれました。
中世に寺院の付属設備として湯屋が
できました。
http://www.rekihaku.ac.jp/kikaku/index69/index.html
これは今のサウナみたいなもののようでした。
明治になって御雇い外国人のエルウィン・フォン・ベルツ博士が西洋のスパ(鉱泉浴)と
草津の湯浴みを結びつけて保養リゾートを
つくったようですおしまい。
Ryoheiさん
笑っていただけたでしょうか??
ご隠居さん
どーも反応は冷ややかみたいで困ってますぅ
適切だと思ったんですけどね ←をい
Maricaさん
ネタ提供ありがとうございました。おかげさまで好評でしたが、それにしてもわかりませんよねぇ??
あ、ご指摘の通り、耳あかがナイわけではないらしいです。脂質の分泌に関わる遺伝子なので、分泌物が低下するのでは、とディスカッションに書いてありました。
アマサイさん
そーそーそー やっぱアカンのかなぁ??
タクぼん
退化した説だとその時期に東北アジアに住んでた祖先のほぼ全員に同じ点突然変異が起こったことになるで?!
さん、さん
すいません、ワタクシ=ペンギンがネタなんです。生暖かく見守ってください。
Kojiさん
ご声援ありがとうございます。できることをコツコツやって行きたいと考えておりますので今後ともよろしくお願いしますね。
けろりんさん
ペンギンの生態、についてはお任せください。みごと書ききってみせましょうぞっ!
Sachiさん
ご心配おかけしました。まぁ・・・なんとか・・・
セキララ助教授様
わはは そう言てくれると思った。
ところであのね、おいちゃんがね、コメントがなんとなく失礼だ、って憤慨してるから、今度からもうちっとかわいくせまってね うっふん。
カワセミさん
Maricaさんへのお返事にも書きましたが、もともとはワキガがデフォルトなので、カサカサ耳の場合は分泌ブツの低下が原因でワキガも消える、ということ・・・かも、と書いてありました。
かえるさん
うにゅ~ かなり落ち込んだりもしましたが、根がお気楽もんなので、立ち直りも早いです。しかし根が勤勉でもないので、ぼちぼち、の方はお任せくださいっ!
え~~~~と、さん
それはめずらしいタイプですね。左右でキメラになってるなんて! 遺伝子解析してみませんか?
龍都さん
すみません・・・ペンギンネタばかりではないかもしれませんが、こういう場所なのでご了承ください。が、傷つける、に該当する事由が思い当たらないので若干面食らっております。
nenpiroさん
アマサイさんの応接室でお名前はよく拝見しておりました。いらしていただいてありがとうございます。やっぱりおおむかしなら川での水浴びですよね?ってことは、寒いとできないから、さほど間違ってないのかなぁ??
案外、Maricaさんの
>突然臭わない人が出現して、その人がモテモテになった
が正解だったりしてw
ぺん太様
>退化した説だとその時期に東北アジアに住んでた祖先のほぼ全員に同じ点突然変異が起こったことになるで?
退化に関するそのような説は初めて聞いたのですが・・・
まあ、中立説で考えれば、別の集団で同じ塩基に変異が入り集団の中で広がっていくのは、選択圧がかからない場合においては、その種の延べ個体数で考えれば十分ありえますが。
無害の劣性遺伝子が集団の中で広がり、その種の特徴として固定化することは、進化の中ではよくあることなんです。直毛とか碧眼は表現型とわかりやすいので書きましたが、もっと分かりやすいのはアミノ酸配列に影響を与えないDNAの突然変異です。で、そういうものの1形態として退化があるわけで、これは中立説をベースとしたシミュレーション(何という解析か忘れました)で再現できるそうだす。で、どういう場合にそれが起きることがあるかというと、まず隔離によって集団内での頻度が高くなります。そして、その集団が新しいニッチに進出していく過程をシミュレートすると、そのニッチでは、そのニッ チ以外ではその変異が不利になる集団が大きな割合を占めるようになり、場合によってはそのニッチの他の集団を圧倒して独占する方向に収斂することがあるらしいです。このような状況は、現在言われている新モンゴロイドの発生と拡散の様子とよく一致しているのですね。つまり氷河期のバイカル湖付近で発生したと思われる新モンゴロイドは、いくら寒冷地に適応しても、食料の問題から生きていけた場所は限られていたはずで、隔離が起きていたことになります。そして古モンゴイドは南に移動しまっているので、氷河期の終焉とともに北東アジアはという広大なニッチを独り占めできたわけですよ。まあ、ただこれらは全部仮説ですけど・・・一応は説明できるということで。
>氷河期のバイカル湖付近で発生したと思われる新モンゴロイドは隔離がおきていた。
この説ならまだ説明ができると思う。前回の説
>氷河期だったので、飴耳である必要がなく、退化したんじゃなかろうか
だと、どうやっても確率的に90%にはならんと思っただけ。どうでもいけどさ、直接話せば?w
では、ペン太様とも直接話したので、最終フォローを・・・
選択圧に影響されない劣性変異(この場合粉耳を仮定)がどうやって90%ものpopulationになるかというのがどうしても不思議という人が多いと思います。これは一番最初に記述したように、集団を増やすのに有利な変異とリンクしていたりとか、そういう原因があって遺伝子頻度が増す場合もありますが、特定の集団の中にたまたまホモの集団が形成され、その集団がたまたまメジャーな集団になるということが、シミュレーションでは確率論的に起こることもあるそうだす。つまり、たまたま粉耳新モンゴロイドという集団が発生して、たまたま北東アジアの超メジャー集団として君臨した可能性があるということです。粉耳新モンゴロイドという集団がどうやって発生したかは定かではありませんが、どうやってメジャーになったかは、民族間における粉耳比率のグラジエントや考古学的証拠を見るかぎり、氷河期が終わって新モンゴイドが北東アジアに広がる時期にはそこに飴耳古モンゴロイドがいなかったためと思われるということです。そして、“必要が無いので退化した”ように見える進化上の事例は、えてしてこのような過程を経ているのではないかと考えられています。さらなる詳細が知りたい人は集団遺伝学の書物を読むか、その専門家に聞くとよいでしょう。
表現がおそまつで申し訳ありませんでした。
旅行から帰ってきてチェックしたら、なんと新規エントリーはひとつ。ペン太先生、ありがとう。
ついついぜーんぶ読んでしまうので、家を空けた後は大変なのです。
我が家は1:1。私って、まいのりちーなのですね。わきが付きとは....災難。
たくぼん
つーわけで、やっと本題の一体その要因はなんだったんだろねぇ~に戻ってめでたいっす
ねぇさん
や~おほめにあずかって・・・って、ダメじゃんね