緊急のバアイ

午前中、今後の予定を検討するミーティングやってる真っ最中、ペンギン君のハラがしくしくと痛みだす

うにゅ〜 これはもしや、ゆんべ食ったんまいステーキがハラにあたったか??

実は昨晩、いつものように元F沢薬品のM山さんが銀座でそれはそれはおいしいステーキをごちそうしてくれたのである

生まれてこのかた食べたステーキの中で群をぬくまろやかなお口あたりといいまったりとしたお味といい最高のやつだったのだが、もともとレアっぽいやつ食うとどーもハラにくるペンギン君なのだ

やっぱビンボー人はたまに贅沢しちゃいかんのかも

なーんぞと言うているバアイではなく、事態はどんどん悪化し、ミーティングが終わる頃には吐き気がどどどどどと足音高くおしよせてとんでもないことになってきた

こらあかん

不幸中の幸いというか、ここは都内でも指折りの大・大学病院であるからして、医者と医療従事者はそこら中にゴロゴロころがっとる

で、ペンギン君、昼休みが明けるのを待ちかねるようにして保健管理センターなるところに短いアシで駆け込む

駆け込むやいなや救急外来へと送り出される

その頃にはもう吐きまくりぃの腹くだしぃの腹いてぇのと大騒ぎ

最初に対応した不幸な若い医者、専門が違うこともありこりゃいかんと消化器内科の医者を呼ぶ

駆けつけた専門医が以前実験のことで相談にやってきたことのある若手のヒトで、きもちわりーのと痛いのとでヒステリー起こしてるペンギン見て、こりゃいかんと上司(おーべん)を呼ぶ

これまた駆けつけてきたおーべんが、なんと4月からうちの研究室で(何の因果か不幸か)ペンギンと一緒にシゴトすることになったこれまた若手の消化器内科医S君

顔見知りであり、しかも「自分のとこでシゴトするヤツ」だと認識した途端、態度がでかくなったペンギンに

「とにかくはよ痛みと吐き気とめてちょーだいっ」

と、ののしられ、こりゃ寝かせちまうに限ると判断したのか、鎮痛剤どかんと打ち込み、当のペンギン君はぐーかぐーか寝てる間に緊急入院

担当医は(何の因果か不幸か)そのまんまS君が受け持つことになって、彼はきっとたぶんおそらく確実に前途への期待が不安へと変化したことであろう

きっと彼の前世がそうさせたのだな うん

そんなこんなしてる間に秘書さんから連絡が入ったおいちゃんがトランクに着替え詰め込んで到着・・・すぐ裏の研究棟からは講師のJ氏が教授様や秘書さんから託された品々をたずさえて登場・・・つるべ師匠と子分のKんちゃんが見物にかけつけて・・きたこともなんだか夢うつつのまんまその晩死に寝

さらに番組は続くのである