わが社のオシゴトってのは言ってみれば、たずね人探し
たとえて言うなら、20段の跳び箱が跳べるヒト、を見つける基準を探すようなもん
これだけじゃよーわからんと思うので、もうちっとくわしく説明してみる
20段のとびばこが跳べる人を確実に探そうと思ったら、まずはとりあえず片っ端から一人ずつ跳んでもらえばいいわけなのだが、街中でランダムに選んだ100人のヒトに跳んでもらっても、おそらく1人いるかいないかだと思われる
ってことは、20段をとべるヒト1000人が必要なら、10万人以上跳んでもらわないと集まらないことになりこれはちょっと大変である
で、ない知恵しぼって考えるわけだ
あらかじめ跳べそうなヒトをある程度選抜しとけば作業がぐんと楽になるよなぁ と
じゃ、どういう基準で選抜したら20段とべるヒトを効率よく選べるのか?
その基準(つまりは抽出条件)を決める作業が必要となる
仮に基準そのいち
「年齢を15歳から35歳まで」
とする
ほしたら0歳から100歳までのヒトをランダムに抽出した母集団と比較して、跳べる確立が10倍以上になったとすれば、それは良い抽出条件だった、ということになる
もっと効率よくしようとすれば
「身長160cm以下、もしくは、体重90キロ以上の人を除外する」
という条件を加えればさらに確立が高くなりそうだよね
ってな感じに、よさそげな基準を考えて試して確認するということが我々ペンギン組の作業プロセスとなる
前置きが長すぎて何を言ってるのかわからなくなってきたのだが、ここからが本題
ワシらは、現在、20段のとびばこ跳びよりもっとレアな100万人にひとりかふたりをさがす基準作りをしており
やっとこさ、600人に1人、までしぼれた
が、諸事情により、そのままだとちょっとインパクトが弱くて、発表するためにはもうひとひねり必要である
そんなわけで、本日ペンギン君、M1号とっつかまえて号令をかける
お聞きしますが、「ゼロいっこ減らせ」と言われたら、ふつーどうします?
ま、オラなら単純に効率が10倍良くなる条件を探す、と思うのだが、さすがM1号はひと味ちがうね
わかりました
7倍よくなる条件をさがせばいいんですね!
[photopress:ogi1gou.jpg,full,pp_image] ←小木で代用
そのときのワタクシの心象風景 ↓
・・・・・・・確かに600を7で割れば桁がひとつ小さくはなるよな
けどよ なんなんだよ そのせこい値切り方はっ!
きっぱり10で割れっつんだよ 10でよっ
と、その妙なセコさを糾弾すべく最も効果的な罵倒の言葉をみつくろっていたその刹那
そばで話を聞いていたHっちゃんがひとこと
そのお言葉を聞いた途端、ワタクシはかくのごとく納得しまくりやした
[photopress:wow.gif,full,centered]
「なぜ」, P.70, 毎日かあさんカニ母編, 毎日新聞社発行 より抜粋
やっぱサイバラせんせー(とHっちゃん)は偉大だ
>M1号
ボスに7倍と言っておいて
7倍を2回、達成するという作戦と理解してよろしいでしょうか?
しめて50倍。カッコええ。流石!
1号の頭脳内部でかけ算がちゃんとできてるといんですが・・・いまいち心配です
[…] いや〜 いきなしの満開っすね。 明日にはもう散ってしまいそう。花見決行するなら今夜か? さて、みなさん、このエントリを憶えていらっさるでしょうか? 「我が意を得たり の日々」 主人公はもちろんあのM1号 あらすじ <前略>そんなわけでワシらは、現在、20段のとびばこ跳びよりもっとレアな100万人にひとりかふたりをさがす基準作りをしており、やっとこさ、600人に1人、までしぼれたが、諸事情により、そのままだとちょっとインパクトが弱くて、発表するためにはもうひとひねり必要であるため、M1号に「ゼロをいっこ とれ」っちゅー指令が下り・・・<以下略> […]