M2号の実験では細胞を少なくとも3種類の抗体で染色する必要がある
そのそれぞれを検出するので、3種類の抗体にはそれぞれに色のちがう蛍光色素をくっつけてある
そこへさらにもう一つ抗体を組み合わせたい、という需要が出てきた
これまでのワタクシ、6種類の蛍光を一度に検出するという高等ワザを平然と駆使してきた
そこから考えれば3つが4つになったとこで大した変わりはなさそうなもんなのだが、なかなか思った通りにはいかんのが実験(のおもしろさ)である
要するに抗体が抗原に反応する強さも様々だし、蛍光の強さや特性にも色々なバリエーションがあり、うまくいきやすい組み合わせでスパっと行くこともあれば、なかなか大変なバアイもあるということなのよ
で、現在、色選びに難航しておる
今日も今日とて斥候実験をシコシコやってみたのだが、どーもうまく ナイ
う~~~~~~む………………………………………
あっちの抗体を別の色にしてみるか、しかしそうするとこっちが合わなくなるよなぁ。。。。
なんぞとうじうじ悩みつつ帰宅
その途中、使ってた機械のお片づけしてくんのをすっかり忘れてたことにフト気づく
あ……スイッチ落としてない
それどころか
洗浄中の液を流しっぱなしぢゃんっ!
放っておいたら泡が入りまくってえらいことになるがな
あわくってラボに電話
確認してもらったら、すでに誰かがちゃんと店じまいしてくれておった
ほっ……
誰がやってくれたのか、おそらくヒヨコのピヨピヨだとは思うのだが、うちのこどもたちってばほんとに頼りになるのである
頼りにならんボスだとしもじもがしっかりするわけだな
ま、とりあえず悩みが深いがための健忘症ちうことにしとこ
ただのうっかりもんなどというそぶりはちらとも見せちゃ ダメダメ
てへ