ボストンへの道4

年度末である
なんやかんやあるのである
世間様では気の早い桜が咲いていたりするので急がねばならん
どっかの助教授様みたくいちいち説明したりはせんけど ふっふん♪

なわけで、今ひとつ腰が定まらんままボストンへの道を走ることにする

よいこのみんな
急いでる時ほどよーく考えようね(謎)

ててて

さて、いんたびう2カ所目はIkarosという転写因子をクローニングしたギリシャ系の超ハイパーおばちゃんとこ

しつこいようだが、ペンギン君、免疫学にて学位をとったのである
T細胞初期分化、とゆーものをやっとったのである
今じゃ想像もでけんでしょうが

IkarosはT細胞分化に必須の転写因子ということで、これまた当然行きたいラボの一つであった

んでギリシャ人のおばちゃんとは以前日本で行われたシンポジウムにて顔合わせしたことがあり、そのときに一度打診してあった
そんなこともあってインタビュー許可の返事が来たのであろう

約束の時間に約束の場所へ向かったペンギン君
MGHだと言うのでてっきりMGHの中だと思っていたら、実は海沿いにある別の場所に飛び地したMGHであった
タクシーの運ちゃんに住所書いたメモ見せてよかった

海軍基地のすぐ脇にある研究所に到着したペンギン君、そこでなんと別のラボでポストドクやっていたT大時代の同級生G君とばったりでくわすことになる

おおおおおっ なつかし~♪
なんぞと旧交を温めている間も、つもる話をしてる間もなく、取り急ぎおばちゃんのラボへ

そこで待っていたものは、ラボのメンバー全員との面談であった
もちろんボスであるおばちゃんとの・・・・面談も当然!
かと思ったら、おばちゃんなんとお留守

はぁぁぁぁぁぁ~~~~  ←深いためいき

ま、当のおばちゃんにしてみりゃ前に会ったことがあるから自分はいいや、ってなとこだったのだろう

ともあれ、メンバー全員との面談がえんえんと始まる

なんせ同じようなことやってるわけだから、相手の話を理解するのも比較的楽だし、そうなりゃメンバーとの話もはずむ

話し込んでる途中でランチのお時間となり、大学院生連中がそのエスコートを命じられてたらしく、5名ほどの大学院生に固められてカフェテリアへ

そこでまた一人一人の仕事の内容を聞きつつのディスカッションで、あわただしいったらありゃしない
一体その時何を食べたものか、ぜーんぜん憶えとらん

戻ってきてから残りの面々と話をし、結局全部が終わったのは夕刻

あ~終わった~ さ、かえろーっと・・・しているペンギン君を秘書さんがしっかととっつかまえ、どこへ連れて行かれるのかと思ったらおとなりのラボで働いているという日本人研究者のとこ

な・・・なぜ? というか、なんのために?

という当然の疑問にそのお方がおっしゃるには

Kさん(おばちゃん)がアンタのことぜひ雇いたいから、そのことを本人に伝えてくれ、ついでに本人と話をしてあとで意見を言ってくれ、と伝言してったんだけど、何か聞きたいことある?

はぁ・・・さよーでっか
ってか、ぜひとりたい!ってことなら別にインタビューに呼ばなくてもそのまんまおいでって言ってくれればいいぢゃんか~

ま、インタビューに来るって言ってるヤツに来なくていい、ともなかなか言わないだろけど

さて、そういうシチュエーションで、ペンギン君が聞きたいことと言えば当然ではあるが

おばちゃんのラボの様子は?
中の人達みんなハッピーそう?
おばちゃんっていいひと? わるいひと?

ってなところはやっぱ聞いておきたいわな
でもって、こーゆー話は中の人は絶対正直には教えてくれんのよ
すぐおとなりで観察している日本人から聞けるっていうようなタイムリーな機会はそうそうないわな

だもんで、当然聞きましたよ アタシャ

んで、その返事

Kさんってねー
とにかくパワフルだから体力的にはみんなしんどそう
さっきアナタが最後に話をしてた人ってちょっと元気なかったでしょ?
あの人あたりはなかなか仕事が進んでないからちょっと大変かなぁ
Kさんそのものはフェアな人だと思うよ

ふ~~~~む・・・ま、そんなとこか
ま、見たまんまではあるな
というか、やるとしたらこういう仕事かな、と思っていた感じのことやってるメンバーは結構楽しくやってそうだったなぁ・・・

あれやこれや動向を聞き終わったとこでその日本人研究者が秘書さんとこへ送り届けてくれる

どうやら決して一人でふらふら歩かせたりしないとこらしい

んで、戻ってきたペンギン君に遅くまで待っていた秘書さんがおっしゃることにゃ

Everybody like you so much! Can you come here tomorrow again? Dr. K asked you to present your work in our lab meeting.
(ってな、感じだった・・・と、思う)

うげぇぇぇぇっ 明日は午前中知り合いのラボにカオ出して、午後はショッピングセンターをぶらつき、夕方の飛行機でカリフォルニアまで帰る予定だったのだがぁぁ・・・・ ←をい

午前中の予定をキャンセルできたらそうする あとで連絡するね
と、言い置いて遁走

帰りに同級生のG君のところへ寄ってみたら、ぜひ一緒に食事しましょう! とのことで、インド屋へ連れてってもらい楽しくお食事

その際にボストンの地図が載っている地球の歩き方を貸してもらい、明日もう一度そっち行くからその時に返すね~ と、言ったきり結局返せずそのまんま持って帰ってきてしまった極悪非道なワタクシ

その節は大変申し訳ないことをいたしました ごめん >G君
なんせ喘息がますますひどくて、結局買い物はおろかセミナーすら無理な状況だったのよ

そんなこんなで、最後はちと体調を崩してぐだぐだだったものの、S氏のとこのインタビューは大盛り上がりし、Kおばちゃんとこはハナっから採用してくれる気まんまん

すっかり気をよくして意気揚々と帰国したペンギン君だ・・・ったのだが、帰国時の機内の乾燥した空気が喘息をますます悪化させ、成田到着時にはぜーぜーひーひー呼吸困難状態

帰国後即病院にて拡張剤吸引も効果なく、こらステロイドしかないってんで1週間かけてバンバン大量投与してやっとなんとかかんとかおさまったのであった

思えば、やっぱ鬼門だったのだよな ボストンって・・・
どーも体質に合わないらしいんだよな ボストンって・・・

なーんて話はだいぶ先になってからわかるお話

というわけで、帰国後のあれやこれやと行き先決定は次回
ボストンへの道最終回にて

ぽよん

つーわけでいつものやついっちょ おねげ →