カテゴリー移転を記念し、ペンギンネタを一つ
縁日のヒヨコを買ってくると、ほとんどの場合成長後には立派なトサカを持ったおっさんオスとなることはオトナな皆様ならすでにご存じと思う
ヒヨコの場合、性別鑑定のプロフェッショナルとゆー専門職がおり、ものすごいいきおいで一匹ずつチェックしてメスだけとりわけ、オスは下取りに出す
で、縁日のヒヨコはおおむねオスばっかとなるわけなのだが・・・
ごくたま~に、メンドリさんに成長することも ある
要するに専門の職人さんですら時々間違うくらい
トリの性別判定は難しい らしい
で、そのトップランカーがペンギンなのである
どれくらい難しいかってーと、時々ペンギン界でも問題となるらしく、このような記事を見つけた
ペンギン、雄同士3ペア 独の動物園「温かく見守る」
朝日新聞WEB版
2005/02/20/11:49ドイツ北部にあるブレーマーハーフェンの市営動物園で、飼育しているペンギンに雄同士の同性ペアが見つかった。「雄と雌のバランスが悪い」と考えた同園は、雌を倍に増やしてみたが、ペアは離れようとしない。「同性愛の可能性もあるが、とても仲良しなので温かく見守っていく」という。
独紙ターゲス・ツァイトゥングなどによると、ペンギンはフンボルトペンギン。14羽のうち5組のペアができた。卵を産まない組があったので、DNA鑑定で性別を調べたら、3組が雄同士だった。ペンギンは雌雄の区別が難しく、見ただけではよく分からないという。新たに雌4羽を増やしたが、3組の雄同士は離れようとせず、雌とも接触しない。「雄・雌」ペアと同じように巣穴をつくり、侵入者を威嚇。互いにおじぎや首ふりなどのしぐさを見せ、交尾もしようとするという。
欧米などの動物園で同性ペアが確認されることは少なくない。5組のうち3組が同性ペアだったことに同園は注目。行動や飼育環境などを多面的に研究する方針だ。動物の同性愛などについて研究する米国の生物学者ブルース・ベージミルさんは、「ペンギンの同性ペアも不思議ではない。同性ペアの鳥が繁殖時に一時的にペアを離れ、元通りになった事例もある。動物の世界も『同性愛』が自然な感情と考えられるのではないか」という。
同園には同性愛者らからペアを引き離さないように求める電話やメールが殺到。キューック園長は「ペアの仲を引き裂くようなことは絶対にしない」と説明している。
(2005/02/20 11:49 朝日新聞)
キモはもちろん
>DNA鑑定で性別を調べたら
ってとこ
犯罪科学捜査めいたことせんとわからんらしい
さらには
第7回ペンギン会議のプログラムにて発見
15:15 DNA解析によるペンギン類の性別判定 (太田 明彦:明治大学)
学問にすらなる領域ということらしい
で、実はそのことを知ったのはさかのぼること10年以上も前のこと
当時のボスであるロバートが興奮した面持ちにてワタクシを呼びつけ
をい! 見ろ見ろコレ!
と言いつつ、手にした某一流学術誌のページを見せつける
そこにはまさに、ペンギンの性別を判別するDNA解析、という、タイトルこそ目をうたがうが、しかしきわめてまっとうな論文が掲載されておった(残念なことに元論文はいくら検索してもどーしても見つからん)
Abstructをざっと見てみると、そこには、ペンギンの雌雄の鑑別は非常に難しく、特に外観から判別することは不可能、という記載があり、ロバート曰く
そーか やっとわかった
キミはペンギンだったんだね~
どういう意味かはご想像にお任せするが
それが、まさに、ワタクシ=ペンギンとなった理由であり
ペンギン君がめでたくこの世に誕生した瞬間なのであった
なんでもいいけど、ペンギン、の方がリアル名より世の中に浸透してるってのもかなりめずらしいさいえんちすとだよな
つーわけで、トリ愛好家のみなさま
はじめまして
ワタクシ=ペンギン
すなわち、ワタクシがネタ、というブログでがっかりされたかもしれません
が、自分で言うのもなんですけど、結構おもろいです
時々自分で書いたもん読み返すとハマります ←おバカ
できるだけ笑っていただけるようがんばりますので、よろしくお願いします
うわー・・・
うわー・・・・・・
うわー・・・・・・・・・
それはつまり、
1.ペンギンは実は見分けられているけれども、同性愛かっぷる
2.ペンギン同士見分けられていない
のどちらになるのでしょう先生っ。
Pentaせんせぇ、
おぉなるほど、せんせぇのハンドルにはそんな由来が・・・って納得したら失礼やな。しかしロバートはん、素晴らしくド失礼でんなぁ。「恐れを知らぬ勇者」ってトコですかねぇ。(つまり鈍感っちゅうことか)
>どれくらい難しいかってーと、時々ペンギン界でも問題となるらしく、このような記事を見つけた
う~む、もしかしてソコの動物園の♀ペン達がとっても怖いお姉さま方ばっかりで、♂ペン達がよぉ近寄れんかったとか?
>縁日のヒヨコを買ってくると、ほとんどの場合成長後には立派なトサカを持ったおっさんオスとなる
トサカは結構オイシいです・・・・
#あっ、余計にランキングの方から怒られそうなこと書いた気が・・・・
sachiさん
どっちでしょうワタクシにもわかりませんせんせいっ。
カワセミさん
ロバートの場合、おそれを知らない、というよりも天然ぼんぼんの無邪気さ、というものでありましょう。観察してるとおもしろいです。
ところでカワセミさん・・・なんかよほどおねいさま達にはトラウマが・・??
ペン太さんのハンドルネームの由来はここから来たんですか。
何で、ペンギンなんだろう??といつも思っていましたが、謎が解けました。妙に納得して、すいません・・・
で、ロバートは、ペン太さんの生みの親?名付け親(ゴッドファーザー)?あるいは、発見者?
ワタクシ的には「同園には同性愛者らからペアを引き離さないように求める電話やメールが殺到」というところが受けました。
いやー、人間ってとことん「人間」が世界の中心なんですね。当のペンギン達が同性愛を「自覚」してるかどうかなんて分からないことなのに。
ランキング復帰、おめでとう(?)ございます。しかし、ペット(鳥類)のカテゴリーとは…その手があったか。
さしずめ、うちは「魚類」http://blog.with2.net/rank1351-0.htmlのカテゴリーか…いや、カニだから甲殻類か。ないですけど。
講談社ブルーバックスの『ペンギンたちの
不思議な生活』によると、フィールドでの
雄雌の識別は、腹這いになった雌の背中に
雄がちょこんと土足で飛び乗ることから
始まる交尾の様子を観察して見分けるそうです。
雌の背中にはしばらくの間雄の足跡がのこり、
これを研究者同士は「フロックコートの裾の汚れ」といってるそうです。
と
こんばんわ、はじめまして!Rachelと申します。
我が家のメキシコシロガシラ、ヨウム、ヒインコともどもDNA鑑定をして我が家に来たんです!はじめは鳥がDNA鑑定をして健康診断やオウム病やクラジミア、PBFB(?)等の検査をしなければならないなんてしらなくてビックリしたものです。とくにヨウムの子は鑑定が難しく結果が出るのに1ヶ月以上かかってしまったんです。インコやオウムも突然メスの結果が性成熟したらオスになっていたということもある事実を見たことがあるのでとても不思議です!ペアリングした鳥がそうじゃないこともあるのですね!うちの子もひょっとしたら??なんて思ってます。
ハジメマシテ。
動物園や水族館のペンギン池ではわけわからん雑種ができておるそうです。雑種1代目は見分けられんこともないのだけど、不稔にならないこともあるようで、放っておくと戻し交配もおこり、立派なXXXペンギンに見えるのが実は・・・ということになってるようです(ここでもDNA鑑定が使われてわかってきた)。動物園・水族館の立場としては大問題。ペンギンは別種もよくわかってない?いや、むしろあるグループのペンギンの種とはヒトの人種のようなものか・・・ペンギン連中は自分たちでも外見から性が判別できず、種というのも曖昧で、実はヒトみたいで、このようはヒトはペン太で、ペン太は、、、???、、、(笑)
はじめまして
仕事でペットの健康食品を扱っているので、勉強のため、いろいろな方のブログを拝見させていただいております。
同性愛にもビックリしましたが、なんといっても
> キモはもちろん
>>DNA鑑定で性別を調べたら
> ってとこ
の性別判断の難しさにビックリしました。
大変勉強になりました。^^
ありがとうございます。
また、拝見させていただきに参ります。
それでは