『若手』『独立』研究者への道

医学部での道草 -2足のわらじ編- を前にしてちょっと足踏みしているのには理由があり、一言で表現するなら

書きにくいことが大杉

もうちっとオツムの中身が整理されるまでお待ちを

で、今日はめずらしくちょっとまじめな話
土曜日の『大切な会議』ってのは、各科の若手が集まって日頃のうっぷんを晴らす・・・
のではなく、色々要望があったら聞きましょう、という集まりだった

実は本来の主旨はそうではなかったハズなのだが、討論が始まったら結局そうなってしまった、というのが正しい

で、その時に世話人をやっていたセンセは賢明にもそれを予期していたらしい
全ての発言が匿名扱いとなって議事録に記される、だから好きなことを言え、とおっしゃるのである
従って言いたいことが言える、という雰囲気および下地を作ってくれていたわけで
それはそれで意義深い集まりとなった

集まったメンツは各科の講師・助手が中心
各科1名必ず出席してくれ、ということであった

実は本来はペンギン君の今の立場と密接に関連した話題を討論するということだった
で、世話人のせんせからじきじきにご指名のあったペンギン君が虎の穴を代表して出席することとなったのである

そうでもなかったら絶対行くわけないわな
めんどくさがりのワタクシが

んで、今回の主旨を世話人のせんせがまず最初に説明してくれる
話し疲れたところでやっとマイクを離し、ワシらに「なんか言え」とせまる

「おもいっきりカマしてやってください」と、太低い声でけしかけられていたペンギン君
ほぼまっさきに立ち上がり、日頃から疑問に感じていた点をぶちかましにかかりましたとも

背景を説明すると、まず、ペンギン君はKOの正式な助教授ではない
公式の書き方をすると『特別研究』助教授と言う名称であり
枕詞がアタマにくっつくのである
さらには5年間の有期ポジションの臨時雇い扱い
今年が3年目でちょうど半分が終わった勘定になる
とは言え、まるまる5年ではなく、正確に言うなら4年と3ヶ月なんだけどね ←ちょっとしたイヤミ

ま、それはそれとして、今を遡ることだいたい2年前
大ボスに呼びつけられ
「こういう資金でこれこれの施設を作るんだが、そこの責任者という形で助教授やりませんか、独立ポジションということで・・

と言われたペンギン君
3秒ほどの熟考の後、ヤル! と、よいこのおへんじ
ま、決断した理由は色々あるが、それは今回は置いとく

重要なことは、「独立ポジションだぞ」がちっとも『独立』ではなかった、ということなのである

念のために言うが、大ボスが意図的にたばかったわけではない
なんだかよくわらかん理由によって学部が独立講座として認めてくれず、結局、虎の穴おあずかり、という、江戸時代の養子縁組みたいなことになったのである

で結局、部屋は別々、会計も別々、そのくせ虎の穴の一味、というはなはだ中途半端なまんま今日に至るわけだが、先日の集会でカマすネタ収集のために色々リサーチした結果、どういうことがペンギン君独立立国のさまたげとなったのか、なんとなーくわかってきた

かいつまんで言うと、KOってとこは基本的に助教授トップの講座というものが成立しないしくみになってるらしいのだよな
(そーゆー特別な講座が今現在病院内にわずかにいっこ)

なんでかってーのを簡単に言ってしまうなら、そもそも専任の助教授連というのがいわゆるひとつの『講座制』の下に組み込まれた、文字通りの『助』教授で、なんの権限もないんだもん、そら独立助教授、なんてもんはありえんわな
(それにまつわる諸々についてはとてもここに書けないけどさ)

で、現在の文科省では若手独立研究者、というもんを養成しよう!となんだかいきなりなヤル気がまんまん

名称も『助』教授を改めて『准』教授にしよう
英語ならassociate professorだ、どうだ、カコイーだろ
http://www.asahi.com/edu/nyushi/TKY200411220337.html

そんでもって、優秀な『若手』をそういう独立ポジションにつけて自由にやらすぞ
研究室セットアップするためのカネもだす手助けもするぞ ホレホレ
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20051202ur01.htm

というわけである

正直、これらのニュースはもうだいぶ前に報道され、あちこちで結構な話題となった
しかしペンギン君が見かけた時、いまいちピンとこなかったんよね

べ~つ~にぃぃ~
名前変わったからってどってことないしぃ~
独立ポジションサポートつっても37歳以下だしぃ~
その年齢で候補に名前が挙がるくらいなら、国がサポートなんかせんでも自力でどないにでもするだろうしぃ~

一体何が変わるというのだ? と、斜に構えておった

が、もうすぐもうすぐと言いながら自分がいつまでたっても独立させてもらえん、状態となり、一体何がどうなってんの? と疑問に思い、色々調べてやっと意味がわかったのよ

伝統あるガッコほど、講座制にしばられている、わけ
それをなんとか打開せんと、いつまでたってもしもじもがほんとの意味で独立できん、わけ

やっとのみこめた なるほど

いや・・ペンギン君が出たT大はなんせ歴史が浅いし、最初から講座制ナシね、って作られてたから、よーわかんなかったのよ
てっきりここ(KO)の助教授・講師諸君も同じようにやれてんのかと思いこんでましてん

なるほど 奥が深い
ってか、やっと今になって、講座制、というもんの意味がわかったペンギン君なのであった

遅いって? ごもっとも
じゃが、T大卒業生はみんな似たようなもんだと思うよ

というわけで、冒頭で書いた集会にてそのアタリのことを声を大にして語ったつもりのペンギン君なのであるが・・・・

しまった!
オチを考えてなかったぁぁぁぁっ!
なんせ二日酔い・・・<以下自粛>

あばれる