医学部への道3

本日おうちへ帰ってきたら、おいちゃんが二十四の瞳をテレビで見ながらむせび泣いている場面に遭遇

・・・・こういう時にワタクシがとるべき態度とは?

はいはいはい 今日の宿題ということでよろしこ。

ではひきつづき、医学部への道 お受験編

<よいこのみんな 準備おっけー?>

帰国後の9ヶ月、突然始めたテニスにうつつを抜かしつつも、生まれて初めて本格的な受験勉強に突入
しつこいようだが、なんせ最初の受験は推薦入試だったもんで、まともな受験勉強というものをしたことがなかったのである

ただし、最初の時に一応、共通一次用の受験対策だけはした
その経験により『全範囲を網羅するような効率の悪い勉強法では間に合わない』
ということを遅まきながら悟ったのである
当時を思い出し、今回の再受験に正面から突撃しても無理というのはこれまた野生動物の勘が語っていた

で、ペンギン君、ない知恵しぼって作戦を練る

共通一次試験は1月初旬 当時まだセンター試験ではなかった
2次試験が2月
ということは正味8ヶ月しか期間がないわけだ

受験先は決まっている
もちろんT大(東大ではない)である
だってダンナがT大の助手だったんだもん
自宅から通えるとこしか受験できないし、するつもりもなかったし

で、まず最初にやったことは、定法通りいわゆる赤本を手に入れて過去の試験問題に目を通すことだった
その結果、T大医学専門学群の試験というのが他大学とはかなり違っていることを知った

なんと2次試験は小論文のみなのである
とは言え、小論文を書くのではなく、小論文を読んで設問に答える、という形式らしい

過去問題では生物・有機化学から広範囲に出題されており、物理は熱力学以外ほとんど出題されていないこともわかった

な~るほろ・・・んじゃ、共通一次を生物と化学でいって物理は2次試験前にちょこっと見ておけばいいんとちゃう?

実はこの判断は大間違いで、後におもいっきりドツボにはまるのだが、そのことはこのあとすぐわかるよ

よし、受験科目は決まった!
んで、次にやったことは、受験の達人たちの対策法を参考にすることだった

ま、歳を経るということはそれなりに知恵をつける過程でもあるわけで、今回はまず受験勉強の方法をリサーチすることから始めたわけだ

タイムリーなことに、東大理III合格者の体験談を集めた本が出ていたのでそれをとっくりと読んでみた
その結果、ほとんどのメンツが奇妙なほど同じ参考書と問題集を使っていたことが判明

へ~~~ x10
全然知らない参考書だけど、ずいぶん古くから出ていたみたいだなぁ
要するに最初の受験の時はやっぱかなりポイントをはずしてたってことなんだなぁ

納得しつつそれら必須アイテムをゲット

結果として共通一次の英語と理科(生物&化学)は同じシリーズの参考書と問題集にじっくり取り組んだことでなんとかなってしまったから、やっぱ先人達の話というのはよくよく聞いてみるもんなのである

問題は意外なことに数学と国語であった

大学であんだけ苦労して『数学』を学んだペンギン君である
しかももともと算数は得意だったんだから受験数学なんて簡単かんたん♪ 
となめきっており、2次試験で必須の英語と理科に集中してほとんど準備していなかったのだが
共通一次を前にやおら過去問題にとりかかってみて結果に呆然とする

うそ・・・・・・・・ぜんぜん時間内に終わらないじゃん

確かにじっくり考えながら解けば正解は出せる
が、そんなことやってたらあっと言う間に時間が足りなくなってしまうではないの

受験数学では反射神経が重要なのだ、ということを思い知ったペンギン君
共通一次用問題集に載ってる問題を片っ端から解いて思考をパターン化することにつとめたところ、共通一次ぎりぎりでなんとか間に合った

もっと驚いたのは国語である
実のところ国語は現役受験生の時、全然勉強しなくても高得点がとれる唯一の科目であった
小さい頃から本が好きであらゆるジャンルを乱読していたため、読解力には自信があったのである

が・・2度目の受験では全く勝手が違っており、
書いてある選択肢がどれも全部正解のような気がしてしまうのにはほんとにびっくりした

どうやらトシをとって解釈に多様性が出てきたということだったらしい
そしてこれだけはなんぼ問題集解いても最後まで現役時代の勘が回復せんかったので、共通一次もひやひやもん
自己採点やりながら気が気でなかった

社会はまぁ大丈夫
もともと暗記物は得意だったし、現役の時からこれまた得点源だった倫社・政経なら範囲が狭いので、共通一次直前につめこんで記憶すればなんとかなる、という気合いで臨んで実際大丈夫だった よかった

と、いう具合に定評ある参考書使って必要最小限の知識と受験技術を身につける、という効率のいい方法をとった結果、ほとんどテニスクラブのクラブハウスに入り浸ってテニスの合間に勉強という不真面目な状況の割には秋までにはそれなりに実力がつき、模擬試験の結果を見る限りぎりぎりとは言え合格ラインへ

本番最初の関門である共通一次もまず足切りにひっかからないであろう得点がとれた

やれやれ ここまではどうにかこぎつけたぞ

さて、問題はなんと言っても2次試験
生物はともあれ、化学IIがかなり大きなウェイトを占めていることは過去問題見れば明白だったので、共通一次の後は有機化学の勉強を重点的にやってコトに備えたペンギン君

例のシリーズの参考書と問題集をやりこんで、模擬試験でもほとんど問題ない程度までいけてた
まぁ大丈夫だろと自信満々で受験会場へ乗り込む

配られた試験問題を余裕で見たペンギン君
あやうく卒倒しそうになる

くぉらぁぁぁっ! あんで今まで一度も出たことのない電磁気の小論文なんだよぉぉぉっ!!

そんなこととは全く予想してなかったからぜーんぜん勉強してねーよ どうすんだよママン

一瞬パニックおこしかけたのだが、幸いなことに小論文は2つあり、片方は万全の備えをしておいた生物および化学問題だった
そこではっと我に返り、とりあえずそっちを片づけにかかるペンギン君
とにかくこっちで点数とるしかないし

ま、納得のいくもんができあがったところで物理問題にとりかかる
が・・・全然勉強してない電磁気問題はいくら答案用紙をにらみつけて見たところで手の出しようが・・・・ナイ
ペンギン君が出たヘタレ高校では物理IIの授業がなかったので、ほんとに、全く、なーんも、わから~ん! どうすんだよママン

腐っても理学部卒の意地にかけ、教養の時にやったはずの初等物理の記憶を呼びもどしながら、なんとか解答できそうな最初の設問だけは半信半疑ながら埋めた
が、それ以外は全くの白紙
時間は無情にどんどこ過ぎていき、なすすべもないまま提出

答案が集められていく時に周囲の受験生諸君がびっしりと用紙を埋めつくしているのをちらりと見て

どう考えても今年はもうダメぽ・・・・
と、おカオに縦線が入ったペンギン君なのであった

が、よく考えて見れば4月からこっちのやっつけ勉強でいきなり合格ってのがそもそも無謀だったのだよな
あのブドウはすっぱい、の思想はだいじだよね

とりあえず今年は練習ってことで、明日の面接だけでも受けとこ、と、気をとりなおしつつ 以下次号

わかってると思うけど、赤いのぽちっ よいこは忘ちゃいけないよ~
おかげさまで1位に急浮上してしまって、おばちゃんびっくりしてるよー ありがとぉー